日本の音楽

1000年以上の伝統がある音楽


日本の伝統的な音楽に雅楽がある。そのルーツは奈良時代というからすでに1000年以上の伝統がある音楽だ。現在においても宮内庁にある学部で伝えられているそう。奈良時代においても宮廷で行われていた音楽が雅楽である。日本の音楽のルーツをたどっていくと、歌舞伎などに見られるような劇などを見るのと合わせて流れるようなものが多い。欧米の音楽のように聴くことそのものに絞ったようなものとして雅楽は位置していると見て良さそうだ。この日本の音楽はさらに器楽と声楽とに分類されている。



器楽と舞楽


器楽の管楽器には、それぞれ日本固有の名称があるが、横笛と縦笛、そして和音のための笛がある。主となる旋律を縦笛が担当しているようだ。弦楽器においては、琴と琵琶が使われている。そして打楽器には、太鼓、かっこ、しょうこが独特のリズムを紡ぎだす。こうした器楽によって舞を行うものもあり、それらは舞楽と呼ばれている。舞楽にも分類があり、主に2つに分かれるが、中国から伝わってきたものと朝鮮半島から伝わってきたものとで区別している。


様々な特徴と言葉


いくつかの日本の伝統的な音楽に触れてみると、リズムのはっきりしないものが多くあり、それが特色ともいえる。またゆったりとなめらかな音の動きがあるのも特徴のひとつだ。ゆっくりと演奏され、徐々に盛り上がるように速くなり、そしてまた落ち着きを取り戻したかのようにゆっくりと終わるような特徴もある。また言葉で意味付けされたような特徴が多く見られることから言葉と音楽の密接な結びつきを感じるとともに、昔の日本人が言葉を上手に用い、かつ楽しみ、大事にしていたかを感じ取ることができる。





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